中国には、推拿と呼ばれる伝統的な医療法があります。推拿の歴史は非常に古く、古典医学書にも記述が見られる、2000年続く伝統があります。
現代医学にそぐわない古いだけの伝統医学ではありません。
現在でも中国の病院には外内科と並んで推拿科がもうけられているのです。長いあいだ、臨床や研究をおこない、科学的効果が認められた結果です。
推拿(すいな)科では、半身不随者のリハビリから、肩こりや痛みといった身体のちょっとした不調まで幅広い医療活動がおこなわれています。
推拿のおもな効能。
頚椎の痛み、腱鞘炎、寝違え、五十肩、テニス肘、ぎっくり腰や腰痛、腰椎間板突出、後天性のO脚・X脚といった症状を抱える人は推拿で改善が期待できます。
次に、頭痛、偏頭痛、坐骨神経痛、不眠症、神経痛といった神経系統の疾病の異常にも効能が発揮されます。
また、消化器系ならば慢性下痢、便秘の悩みにもよいでしょう。
さらに、小児の疾病にも応用が効き、後天的筋性斜頚、夜尿症などの改善が期待できます。
後天性斜視、眼精疲労などの感覚器系にも効能があります。
女性ならば、生理痛、更年期障害、冷え症といった悩みにも改善が期待できるでしょう。
推拿に興味が湧きましたでしょうか。
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